メディアアートリーグの発表実績 I:日本文化に関する映像作品上映・講演・シンポジウム
ショートムービー上映・講演・シンポジウム
ー日比谷図書文化館コンベンションホール「空のように生きる」(8分)——2025年2月「時空を超えた共生共創」での講演および作品上映(東京)


「時空を超えた共生共創」(瀬口清之氏、宮本雄二元駐中国日本大使、横田南嶺老師、MIRO ITO)
ー平城宮跡記念公園天平みはらし館VRシアターでの講演「奈良とシルクロードを結ぶ秘話 胡人の文化を中心に」と映像上映——2025年1月 (平城宮跡魅力創造発信実行員会主催、奈良県文化財化補助事業)(奈良)

ー日比谷図書文化館コンベンションホール「大仏さまは生きている」(7分)——2024年2月「時を超える共生共創」(日中平和友好条約締結45周年事業)での講演および作品上映(東京)

「時空を超えた共生共創」(写真:JACCCO)
「古代奈良 三都物語」(五回講演シリーズ) 平城宮跡記念公園天平みまし館・みはらし館VRシアター (2023.8 - 2024.2)
- 「崇高なる勇姿の極み 天平から鎌倉へ〜国宝四天王像 東大寺〜唐招提寺〜大安寺〜興福寺」(20分)——2024年2月「古代奈良 三都物語」第五回講演での作品上映(奈良)
- 「伎楽 仮面の道」(7分半) および「仮面のいのち 春日大社の舞楽〜春日若宮おん祭の舞楽」(11分半)——2024年1月「古代奈良 三都物語」第四回講演での作品上映(奈良)
- 「いまに生きる奈良 シルクロード東の終着点〜1400年の精神の回廊」(前半16分) および「大仏さまは生きている」(7分)——2023年10月「古代奈良 三都物語」第三回講演での作品上映(奈良)
- 「世界史における聖徳太子 煌めく叡智と美意識」(13分)——2023年9月「古代奈良 三都物語」第二回講演での作品上映
- 「飛鳥・藤原 律令国家のはじまり〜仏教文化の開花をたどる」(14分半)——2023年8月「古代奈良 三都物語」第一回講演での作品上映(奈良)
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映像詩「飛鳥・藤原 律令国家のはじまり〜仏教文化の開花をたどる」より(監督・撮影・文 by MIRO ITO)

ー奈良公園バスターミナル「いまに生きる奈良 シルクロード東の終着点〜1400年の精神の回廊」(33分) および「大仏さまは生きている」(7分)——2021年10月、奈良県大菊人形展記念講演「日本の二人の聖人 聖徳太子と聖武天皇〜時を超える普遍のこころ」における講演と作品上映(奈良)
奈良県文化財課世界遺産室 YouTube リンク先:https://www.youtube.com/watch?v=hes4hDE1lXI
ー清華大学芸術博物館「日中交流二千年 アジアをつなぐ美と精神」英語版「いまに生きる奈良 シルクロード東の終着点〜1400年の精神の回廊」(33分)——2022年9〜12月日中国交正常化50周年記念事業における作品上映(北京)

清華大学芸術博物館「日中交流二千年 アジアをつなぐ美と精神」展でのインスタレーション(北京)
ー「四天王シンポジウム」関連企画「崇高なる勇姿の極み 天平から鎌倉へ〜国宝四天王像 東大寺〜唐招提寺〜大安寺〜興福寺」(20分)——2021年3月、国宝四天王」奈良まほろば館でのオンライン講演&作品上映「奈良の国宝四天王」(東京)

映像詩「崇高なる勇姿の極み 天平から鎌倉へ 国宝四天王像 東大寺〜唐招提寺〜大安寺〜興福寺」からのシーン(運慶作の興福寺中金堂四天王立像)
ー「仮面のいのち 春日大社の舞楽〜春日若宮おん祭の舞楽」(11分半)——2021年2月、オンライン配信「平安の正倉院 春日大社 シルクロードの秘宝」奈良県文化事業・MIRO ITO (伊藤みろ)講演および作品上映

ー「崇高なる勇姿の極み 天平から鎌倉へ〜国宝四天王像 東大寺〜唐招提寺〜大安寺〜興福寺」——2021年1月、奈良 大立山まつり「四天王シンポジウム」(イベントでの上映からオンライン配信へ変更)

ー 平城宮跡記念公園・平城宮いざない館 「伎楽 仮面の道」(7分半)——2019年10月、奈良シルクロードシンポジウムにおける、パネリストとしてのプレゼンテーション上映

2019 奈良シルクロードシンポジウム・パネリストとしてのプレゼンテーション&作品上映
ー国立バルド美術館 「伎楽 仮面の道」(7分半)——2019年9月、在チュニジア日本大使館50周年記念事業・世界巡回展「光と希望のみち」オープニングスピーチにおける上映(チュニス)
ーキリスト教・ビザンチン美術館 「伎楽 仮面の道」(7分半)「仮面のいのち 春日大社の舞楽 若宮おん祭の舞楽」(11分)——2019年1月、日希修好通商条約成立140周年記念キックオフ事業・世界巡回展「光と希望のみち」講演会での上映(アテネ)
ー国立メキシコ世界文化博物館「大仏さまは生きている」(7分)「伎楽 仮面の道」(7分半)——2019年9月、日墨外交関係樹立130年記念事業・世界巡回展「光と希望のみち」講演会における上映(メキシコシティ)
ーノースウェスタン大学アジア歴史文化学部「能の起源 翁という宇宙」(8分)「伎楽 仮面の道」(7分半)「仮面のいのち 春日大社の舞楽 若宮おん祭の舞楽」(11分)——2018年11月、講演会での作品上映
ー在シカゴ日本総領事館広報文化センター「能の起源 翁という宇宙」(8分)「仮面のいのち 春日大社の舞楽 若宮おん祭の舞楽」(11分)——2018年11月、オープニングイベントにおける講演での作品上映
ーリオデジャネイロ州立大学日本語学部「大仏さまは生きている」(7分)「伎楽 仮面の道」(7分半)「仮面のいのち 春日大社の舞楽 若宮おん祭の舞楽」(11分)——2018年7月、講演会での作品上映
ーリオデジャネイロ郵便局文化センター「盧舎那仏の光の道 大仏さまは生きている」(7分)「伎楽 仮面の道」(7分半)——2018年7月、「日本月間」オープニングイベントにおける Artist Talkでの上映
ーカナダ日系文化会館 「能の起源 翁という宇宙」(8分)「伎楽 仮面の道」(7分半)「仮面のいのち 春日大社の舞楽 若宮おん祭の舞楽」(11分)——2018年6月、Artist Talkで上映(トロント)
ー在シカゴ日本総領事館広報文化センター「大仏さまは生きている」(7分)「伎楽 仮面の道」(7分半)——2017年11月、オープニングイベントにおけるArtist Talkでの作品上映
ーシカゴ大学芸術史学部「大仏さまは生きている」(7分)「伎楽 仮面の道」(7分半)——2017年11月、講演会での作品上映
ーデポール大学建築・芸術史学部「大仏さまは生きている」(7分)「伎楽 仮面の道」(7分半)——2017年10月、講演会での作品上映
ー国際交流基金トロント日本文化センター「大仏さまは生きている」「伎楽 仮面の道」「仮面のいのち 春日大社の舞楽 若宮おん祭の舞楽」——2017年5月「Road of Light and Hope: National Treasures of Todai-ji Temple, Nara」展での関連イベント「Artist Talk」での上映
ー欧州評議会「大仏さまは生きている」「伎楽 仮面の道」「仮面のいのち」——2016年11月「Road of Light and Hope: National Treasures of Todai-ji Temple, Nara」展・欧州評議会日本オブザーバー10周年記念式典でのスピーチおよび映像上映(ストラスブール)
ー東大寺ミュージアム「伎楽 仮面の道」(7分半) ——2012年1月より上映
ー東大寺ミュージアム「大仏さまは生きている 」(7分)——2011年11月より上映
ー 平城京遷都1300年祭「大仏さまは生きている 」「仮面のいのち」——2010年12月、奈良県立文化会館 (主催:奈良県・平城遷都1300年事業協会)
ーグレイトブッダシンポジウム 「大仏さまは生きている 」——2010年11月、東大寺総合文化センター (奈良)
ーCanon EXPO Tokyo 2010 ——2010年11月
「伊藤みろの作品世界『光の道:祈りと芸能のシルクロード』」にて「大仏さまは生きている」「仮面のいのち」を上映 (東京)
※関連情報:《文化芸術プロジェクト》
メディアアートリーグの発表実績 II:日本文化に関する展覧会
企画・制作:メディアアートリーグ
作品:伊藤みろ
- 「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」(2019.11.5-27) ーぺルー日系移民120周年記念事業、ぺルー日系人協会ギャラリー(共催: 在ペルー日本大使館、ぺルー日系人協会、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、リマ
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ペルー日本大使館主催 ペルー日系移民120年記念事業 世界巡回写真展「光と希望のみち」を10カ国11都市12箇所目として開催(2019年11月)
- 「心のすみか奈良」(2019.10.27-11) ーウズベキスタン芸術アカデミー・平山郁夫国際文化キャラバンサライ (共催:ウズベキタン芸術アカデミー、日本カメラ財団、撮影協力:東大寺、唐招提寺、元興寺、春日大社)、タシケント
- 「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」(2019.10.19-11.4) ー平城宮跡歴史公園・平城宮いざない館(共催:国土交通省、奈良県、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:チュニジア国立バルドー美術館、アテネ国立考古学博物館、東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、奈良
- 「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」(2019.9.21〜5)ー在チュニジア日本大使館開設50周年記念事業、チュニジアア国立バルドー美術館(共催: 在チュニジア日本大使館、チュニジア文化省、国立バルドー美術館美術館、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:国立バルドー美術館美術館、アテネ国立考古学博物館、東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、チュニス

在チュニジア日本大使館開設50周年記念事業、チュニジア国立バルド美術館「光と希望のみち」
- 「光と希望のみち:ヘレニズムの日本への旅」(2019.1.16-2.10) ー日希修好通商航海条約締結120周年記念キックオフ事業、ビザンチン・キリスト教博物館 (共催:在ギリシャ日本国大使館、ビザンチン・キリスト教博物館、 日本カメラ財団、メディアアートリーグ、後援:日本ユネスコ協会連盟、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、アテネ
- 「光と希望のみち:日本の国宝写真展」(2018.11.8-12.3) ー日墨外交関係樹立130周年記念招待展、メキシコ国立多文化センター (共催:メキシコ文化庁、在メキシコシティ日本国大使館、国際交流基金、メディアアートリーグ、日本カメラ財団、後援:日本ユネスコ協会連盟、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、メキシコシティ

日墨外交関係樹立130周年記念「光と希望のみち」展開催 Museo Nacional de las Culturas del Mundo, Mexico
「隠し身のしるし(Signs of the Intangible) 」(2018.11.1-28) 在シカゴ日本国総領事館広報文化センター(共催:在シカゴ日本国総領事館、メディアアートリーグ、日本カメラ財団、助成:東京倶楽部、後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館ほか)、シカゴ

写真展「隠し身のしるし (Signs of the Intangible) 」 在シカゴ日本国総領事館広報文化センター
「光と希望のみち:日本の国宝写真展」(2018.7.4-29) ーブラジル日系移民110周年記念「日本月間 (Mês do Japão) 」招待展、リオデジャネイロ郵便局文化センター (共催:在リオデジャネイロ日本国総領事館、国際交流基金、メディアアートリーグ、日本カメラ財団、後援:日本ユネスコ協会連盟、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、リオデジャネイロ

ブラジル日系移民110周年記念・リオデジャネイロ「日本月間 Mês do Japão 2018」パンフレット
「隠し身のしるし(Signs of the Intangible) 」(2018.5.25-6.27) ー日加修好90周年記念、日系文化会館 (共催:メディアアートリーグ、日本カメラ財団、日系文化会館、助成:東京倶楽部、後援:在トロント日本国総領事館、日本ユネスコ協会連盟、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館ほか)、トロント
「光と希望のみち:東大寺の国宝写真展 (Road of Light and Hope: National Treasures of Todai-ji Temple, Nara」(2017.11) ー在シカゴ日本国総領事館開館120周年記念・同館広報文化センター(共催:在シカゴ日本国総領事館、日本カメラ財団、メディアアートリーグ、撮影協力:東大寺、奈良国立博物館)、シカゴ
「光と希望のみち:東大寺の国宝写真展」(2017.3.15-6.28) (共催:国際交流基金トロント日本文化センター、メディアアートリーグ、日本カメラ財団、撮影協力:東大寺、奈良国立博物館)、トロント
「光と希望のみち」(2016.11-12) 欧州評議会および欧州の広場パビリオン (共催:ストラスブール日本総領事館、メディアアートリーグ、日本カメラ財団、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、ストラスブール
「光と希望のみち:シルクロードを紡ぐ 悠久のコスモポリタニズム」(2016.10) ウズベキスタン芸術アカデミー・平山郁夫国際文化キャラバンサライ (共催:ウズベキタン芸術アカデミー、日本カメラ財団、後援:在ウズベキスタン日本大使館、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)、タシケント
「光と希望のみち:東大寺盧舍那仏と天平彫刻のコスモポリタニズム」」(2016.5) ニューヨーク国連本部 (共催:国連日本政府代表部、メディアアートリーグ、日本カメラ財団、撮影協力:東大寺)、ニューヨーク
「未来へ紡ぐ 華厳の光—東大寺 国宝日光菩薩立像・月光菩薩立像」(2015 国際福祉機器展、主催:日本ケアコミュニケーションズ) —東京ビックサイト
「未来へ継承したい祈りの心 東大寺戒壇院千手堂千手観音立像」(2014 国際福祉機器展、主催:日本ケアコミュニケーションズ) —東京ビックサイト
「祈りと芸能のシルクロード 東大寺伎楽面 春日大社舞楽面」(2010) —奈良まほろば館
「光の道:祈りと芸能のシルクロード 伊藤みろ作品世界展」(2010 Canon EXPO Tokyo)
「Men at Dance: from No to Butoh – Japanese Performing Arts of Past & Present」(「2007 NY Butoh Festival」タイアップ展、2007-2008) —NY公立舞台芸術図書館、ニューヨーク)
後援:在NY日本国総領事館/助成:国際交流基金 (JFK Fund)
「仮面・楽劇・いのち:野村万之丞の世界」(2005-2006) — Canon Sタワーほか、全国3カ所巡回展)
「唐招提寺展:鑑真和上に捧げる献華展」招待参加 (主催:TBS、2005) —東京国立博物館平成館
「野村万之丞の日本楽」(森山眞弓JCII理事長・元法務大臣[当時]との「女性だけの写真展」参加個展、2004) — 日本カメラ財団 (JCII)
「Monochrome Digital Bodyscapes」(2003) —全国3都市のキヤノンサロン(現キャノンギャラリー)
「真伎楽—野村万之丞のマスクロード」(「女性だけの写真展」参加個展、2003) — 日本カメラ財団 (JCII)
「Body Named Flower」(「1997 フランクフルト日本文化週間」参加個展、主催:フランクフルト日本文化週間) —Taunus Tor、ドイツ
「光幻裸体—聖なる向こう域へ」(「1996 東京写真月間」参加個展) —全国5都市のキヤノンサロン
※関連情報:《文化芸術プロジェクト》
更新:2024年8月
書籍(日本文化関連)
企画・編集・制作:メディアアートリーグ
著者:伊藤みろ

写真集『隠し身のしるし 日本の1400年の心体景観 Signs of the Intangible』
by MIRO ITO
写真集『隠し身のしるし 日本の1400年の心体景観 Signs of the Intangible』(著者:伊藤みろ、編集:本物の日本遺産イニシアティブ/アート写真集+文化芸術エッセイ、メディアアートリーグ、2023)

『隠し身のしるし 日本の1400年の心体景観 Signs of the Intangible』(メディアアートリーグ)
著者: 伊藤みろ 出版社: メディアアートリーグ
撮影・文| Miro Ito (伊藤みろ)
企画制作・発行| メディアアートリーグ (2023年1月30日発刊)
編集| 本物の日本遺産イニシアティブ
英語編集| Andreas Boettcher
寄稿文| 森山明子(武蔵野美術大学デザイン情報学科教授(2023年4月1日より神戸芸術工科大学副学長)
装丁 | 齋藤知恵子(sacco)
写真集仕様| A4変形・並製本・オールカラー・写真85点(+エッセイ文中21点)・全152頁)
オンデマンド印刷版/定価[本体10,000円+税] ISBN978-4-9912957-0-6 C0072
東大寺宝物 | 伎楽面(酔胡王・酔胡従[3種類]・崑崙・迦楼羅・力士・治道・太孤父、重要文化財/8世紀)、 舞楽面(陵王/13世紀、重要文化財)
春日大社宝物 | 舞楽面(散手・崑崙八仙・地久・新鳥蘇・納曽利/12世紀、貴徳鯉口/16世紀、重要文化財)
協力演者 | 金春穂高(シテ方金春流能楽師)
武田志房、武田友志、武田文志(シテ方観世流能楽師)
室伏鴻、滑川五郎、山口タマラ、玉野黄市(舞踏家)
KiK_7、蹄ギガ、上田創、ゴールデン鈴木、スワン王子、KYOMU、Propaganda、石蹴鐘(SAL VANILLA、舞踏カンパニー)
春双(現代舞踊家・バレエダンサー)
「隠し身」とは「隠身(かくりみ)」のことだ。見えないカミのことである。
生身の身体に「隠身」が宿るとするならば、そのための変身・変容が必要となる。能の「翁」を代表とする、仮面芸能に「隠身」の宿りが見られるように、変身のために芸能が生まれ、その表現として踊りが始まった。(本書「まえがき」より)
* * * * *
撮影者であるフォトアーティストのMIRO ITO(伊藤みろ)は、長年の間、身体による変身や変容を求めて、「隠し身のしるし」を探り、国宝や重要文化財の仏像や尊像を含む、祈りと奉納の景観、光明の身体表現を撮り続けてきた。
日本文化の伝統の中で「心体景観」と向き合ってきた。その景観とは、心と体を別のものとして切り離すのではなく、”心とは体の次元であり、体とは心の次元である”として捉える「身心一如」が作る禅的な風景だ。
同時に、日本の芸能の歴史やシルクロード由来の系譜とも向き合ってきた。
例えば、1400年前に伝来し、日本にだけ遺されたユーラシア最古の仮面芸能・伎楽の面、アジアのさまざまな王朝芸能を集大し、他の国では途絶えてしまった舞楽や舞楽面をはじめ、中世に大成した能楽、古武道、そして現代の前衛舞踏に至るまで、魂の”不滅の光”を身体文化において見出し、見えない霊性を写真表現や映像作品に託してきた。
ドイツ、アメリカ、日本、という三つの国を経てきた、著者の“身体宇宙への旅”の一端を伝える本書は、世界巡回展「隠し身のしるし」の図録を兼ね、自身 の写真遍歴を綴った書き下ろしエッセイ・芸術論を添える。「2006年ヴェネチア・ビエンナーレ(ダンス部門)」の公式イメージとなった、舞踏家・室伏鴻との共作「Quick Silver(水銀)」をはじめ、新作や未発表作品を加えた合計 85 点(およびエッセイ文中 21 点)を網羅する、珠玉の写真集である。
本書は、シルクロードの東西交流史の光芒とつながる、1400年にわたる日本の身体表現の深層へと誘う。その先には、精神という地平から、一つの「心体景観」が見えてくる。
その心身が一体となった景観は、仏教や神道、祖霊信仰の混ざり合った、祈りと 奉納、懺悔とが行き交う、日本人の死生観や救済への願い、美と聖なるものへの 根底への考え方と深く関わっているのだ。
写真集『隠し身のしるし 日本の1400年の心体景観 (by Miro Ito)』フライヤーをダウンロード

『日本の家紋と姓氏 伝統美と系譜』(著者:伊藤みろ、企画・編集:メディアアートリーグ/文化芸術エッセイ・家紋百科事典&姓氏解説集、誠文堂新光社、2013)
『日本の家紋と姓氏 伝統美と系譜』(誠文堂新光社)
著者: 伊藤みろ 出版社: 誠文堂新光社
企画・編集: メディアアートリーグ
装丁: 齋藤知恵子
英語タイトル: Andreas Boettcher
単行本: 416ページ (総家紋数: 約3000点/紋種: 約300種)
発行日: 2013年3月27日
定価:1800円(+税)
サイズ: A5(21 x 14.8 x 2.5cm)
いま家紋が教えてくれる未来への祈りの心
日本の1400年、中国4000年の歴史への旅
このほど、日本の精神文化の源流である奈良の世界遺産の社寺や伝統芸能、古武道など取材した10年の歳月の一つのまとめとして、新著『日本の家紋と姓氏 伝統美と系譜』(誠文堂新光社)を上梓いたしました。
家紋という「イメージ」を通して見えてくる「未来への祈りの心」を焙り出しながら、書き下ろした文化・芸術・歴史エッセイ&家紋集です。日本の宗教文化や伝統芸能を担う専門家の方々への取材に基づき、さらには日本や中国の古典文学、美術、建築、工芸の分野に至るまでの学術文献に拠り、家紋に託された豊かな文化史・精神史を検証してみました。
家紋という「宇宙(ミクロコスモス)」に映し出された、日本に遺され、守られてきたシルクロードや中国伝来の文化史を辿ってみました。
とりわけ、日本の家紋の起源を、飛鳥・奈良時代にまで遡り、聖徳太子に始まる神仏習合1400年の歴史に光を当て、神仏への祈りという視点から、家紋を捉えてみました。これまで語られることのなかった「秘話」を紹介しながら、合計約3000点という紋数を収録しています。また幻の紋、知られざる紋、珍しい紋まで、約300種類の豊富な紋種を網羅し、文化の「鏡」であり、祈りの結晶のである「家紋の百科事典」を目指しました。
一方、本書では、副題「伝統美と系譜」の通り、後半100ページ分の付録となった、日本の約120姓氏の由来について、詳しい解説を行いました。家紋と姓氏は、まさに「不二(身と殻のように切り離せない)」のものでありながら、家紋も姓氏も、これまで本格的な学術研究がなされておらず、姓氏についても、諸説が入り乱れる中で、歴史的第一級文献に基づいて、出典を明示した上で、解説文を編集稿として、書き下ろしました。
そして本書416ページに凝縮された、家紋と姓氏の総鑑的な歴史から浮かび上がるのは、神仏に捧げられた日本人の祈りの心であり、文化の特異性を超えた、いのち根源にある「光」を求める心です。そうした視点に立つならば、家紋は、「人類資産」として普遍性を獲得し、新しい文脈で復興し、時代や場所を超えて、永遠の光彩を放ちうるのかもしれません。
私たちの遠くて近い祖先からの贈り物である、日本の1400年の伝統、中国4000年の歴史、朝鮮半島の国々との友好への祈りに満ちた、未来へと受け継いでいきたい「和」の心を焙り出しています。
もとより、日本初の「十七条憲法」(604年)の第一条である「和」の教えは、聖徳太子の時代より、戦いがあったからこそ、それを乗り越える叡智として唱えられ、私たちの心の中で生き続けてきたことを、本書において、何よりも伝えたいと思いました。
日本に遺されたアジアの叡智、聖徳太子以来の「和」の心を、作品を通して世界の多くの方々と共有していくことが、もとより私の作家活動の目標であり、生きる「使命(命の使い道)」そのものです。いまこそ、まさに「和」の心の実現のために、表現し行動していくときなのだと信じる次第です。
一人でも多くの方々の手に取っていただければ、筆者・編者として、大変幸せに存じます。
平成25年4月吉日
伊藤みろ メディアアートリーグ
『心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い』(著者:伊藤みろ、企画編集:メディアアートリーグ/フォトエッセイ・写真集、ランダムハウス講談社、2010)
『心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い』
伊藤みろ 著 発行:ランダムハウス講談社
企画・編集: メディアアートリーグ
協力:東大寺、唐招提寺、元興寺、春日大社
装丁: 齋藤知恵子
英語作成: Andreas Boettcher
発刊: 2010年2月24日
定価: 2,000円(本体1,905円)
判型: A5上製 ページ数: 144ページ
ごあいさつ
2010年は日本の都が平城京に遷されて1300年の年ですが、1000年、1500年という単位の年月は、想像を絶するスケールです。それを「いのちと祈り」の景観として、現代の私たちにも「見える」かたちで連綿と伝えてきたのが、奈良の精神文化の「奇跡」のような神仏習合の伝統です。
1989年に「ベルリンの壁」の崩壊を東ベルリンで体験し、その後、NYで9.11同時多発テロを経験した私が、「いのちの根源なるもの」を求め、探し続けてきた答えは奈良にありました。その私自身の「求道」の旅の経緯を、奈良の1400年の叡智に学ぶかたちで、「いかに生きるべきか」のメッセージとして、フォトエッセイとして書き下しました。
同署は、そうした私の思いを託し、『心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い』(ランダムハウス講談社)という題となりました。 「9.11」以降、私なりにアートを通して平和を伝えようと開始した「メディアアートリーグ」の活動として、アーティスト自らが発案する「メディア=メッセージ」として、精神の啓蒙を訴えるものです。2004年以来、永住権を取得済みのアメリカから日本に戻り、奈良の精神文化についての6年間の取材の成果を、奈良シリーズの第一弾として「ことば力」+「伝統力」+「写真力」の融合を基軸に、同書にまとめました。
「ことば力」では、総論として私自身の「いのちの根源なるものとの出合い」を、東大寺の「9.11」当時の管長だった橋本聖圓長老に宛てた手紙として書き綴りながら、仏陀や奈良の伝統に基づいて、「いかに生きるべきか」について、橋本師より、お教えいただきます。
またインタビューによるご講話は、東大寺前管長の森本公誠長老から始まります。森本長老はイスラム史の権威としても知られる奈良を代表する高僧のお一人です。
続いて唐招提寺からは、執事(後に執事長)の西山明彦師から、鑑真和上の知られざる功績についてのお話を、また日本最古の寺院である元興寺(飛鳥寺の後身)の辻村泰善住職からは、深いながらも大変分かりやすい仏教入門をお話いただきました。
さらに春日大社・岡本彰夫権宮司から「誇りをもつこと」「道をいくこと」の大切さともに、神道入門を兼ねた日本文化論をご披瀝いただいています。
また「古寺・古社・古儀」に学ぶ「伝統力」の地平では、東大寺、唐招提寺、元興寺、春日大社に代表される奈良の世界遺産の伝統行事を写真にて紹介いたしました。
東大寺の修正会~修二会(お水取り)~燃灯供養・万灯供養、唐招提寺の修正会~うちわまき、元興寺の地蔵会万灯供養、そして春日大社の万燈籠を通して、日本の最初の都であった奈良の伝統行事の「極み」といえるような、精神の深みに触れていただけることと存じます。それは同時に解説として書き下した「日本文化の深層への旅」を誘(いざな)うものです。
奈良で「いのちの根源なるもの」と出合った私の経験を、本書を通して、皆様にもご共有いただければ幸いに存じます。奈良の伝統から現代の私たちに贈る、鮮烈な未来へのメッセージとして、ひとりでも多くの方々に読んでいただきたいと願っています。
日本の「心のすみか奈良」である奈良に継承されてきた1400年の叡智に学び、心の本来のあり様を、いま改めて見つめ直すときなのではないでしょうか。
平城京遷都1300年の記念の年に、日本文化の曙である奈良を「精神」としてぜひご体験いただきたいと願いつつ、ご挨拶に代えさせていただきます。
なお心願成就を期しまして、2010年より、これまでの漢字の雅号「美露」から「みろ」へとひらがなに改めましたことを、併せてお知らせ申し上げます。
平成22年2月吉日
伊藤みろ メディアアートリーグ代表
『萬歳楽ー大きく ゆっくり 遠くを見る〜野村万之丞作品写真集』(著者:伊藤美露、企画・構成:メディアアートリーグ/写真集、日本カメラ社、2004)
『萬歳楽ー大きく ゆっくり 遠くを見る〜野村万之丞作品写真集』
伊藤美露 著 発行:日本カメラ社
企画・構成:メディアアートリーグ
発刊:2004年10月25日 価格:3,990円
体裁:四六判正方形/カラー120ページ 本文48ページ
ごあいさつ
古典芸能の世界のみならず、現代日本の芸能の世界全般において、輝かしい業績を遺した総合芸術家・狂言師の五世野村万之丞氏の楽劇作品を中心に紹介する写真集『萬歳楽』を、このたび発刊いたす運びとなりました。
野村万之丞氏(本名:耕介)は、2004年6月10日に44歳の若さで急逝されました。300年の歴史を持つ狂言和泉流・野村万蔵家の長男として生まれ、祖父六世万蔵、父初世萬(ともに人間国宝・芸術院会員)の薫陶を受け、(社)能楽協会理事を務められるなど、重要無形文化財総合指定保持者として、21世紀の狂言界の中心的な役割を担い、2005年1月には八世野村万蔵を襲名する予定でした(後に追贈)。
傍ら能狂言のルーツとなる幻の芸能「田楽」や「伎楽」を現代に蘇えらせるなど、古代から現代に至るアジアの芸能と共通のヴィジョンを世界に提示してくれました。
田楽は1990年に「大田楽」として復興させ、演出を手がけた「長野パラリンピック閉会式」にて全世界に披露。また飛鳥~奈良時代に栄えた伎楽は「楽劇 真伎楽」として2001年に復活させ、ワシントンのスミソニアン・フォークライフ・フェスティバルにて上演。ともに世界の中で発信する古くて新しい日本ならびにアジアの楽劇として、高い評価を得ています。2001年には、フランス政府より「芸術文化勲章シュバリエ」を受章されました。
本写真集におきましては、万之丞氏の作品の世界を、平成の時代に見事に花開いた楽劇作品として後世に遺し、継承していく意味において、貴重な映像資料となりますことと願っております。
万之丞氏の提唱していた「日本楽」を生き生きとかつ鮮やかに伝えられるよう、本書の構成は「仮面の世界」「真伎楽」「大田楽」「平和楽」「おくに歌舞伎」「萬狂言の世界(古典・落語・お伽・新生狂言/怪談狂言・女狂言)」「東西文化の融合(聖火歓迎楽劇/オペラ演出)という章立てにて、絵巻物のように展開させています。
私は、これまでドイツ・アメリカ・日本を中心に15年余に亘り、写真アーティスト・著述家として作家活動を行ってまいりましたが、万之丞氏との出会いは、まさに「一期一会」といえるものです。
写真はメディアとしての性格上、まさに「出会いの芸術」そのものですが、万之丞氏の作品世界との出会いは、西洋社会で長く活動してきた私の作家活動の中で、日本やアジアの伝統芸能や古典の世界への眼を真に開いてくれるものでした。とりわけ仮面や舞踊をもとに文明伝承のルーツを追う研究者であり、実演者・演出家であった万之丞氏からは、多くを学びました。
なお本写真集のタイトルである萬歳楽(まんざいらく)とは、「相撲や芝居などの公演の最終日」を表す千秋楽の対語で〈萬(すべて)の歳(とし)が楽(たの)しく始まる〉という目出度い意味」になります。本写真集がその意味どおり、万之丞氏の作品が広く世界へ、未来へと継承されていく、未知の可能性のはじまり、として捉えていただければ幸いです。
不世出の天才であり、稀代の挑戦者だった野村万之丞氏の業績を本写真集により、多くの方々と共有いたしたく、写真集発刊のご挨拶に代えさせていただきます。
平成16年10月吉日
伊藤美露 (旧名)
「週刊東洋経済」(2010年6月26日号):『心のすみか奈良』伊藤みろ著
「週刊東洋経済」(2010年6月26日号)〈BOOKS & TRENDS: REVIEWS〉
04『心のすみか奈良』伊藤みろ著
著者・伊藤みろ氏の写真は、奈良の寺社の深奥に現代まで息づく日本の宗教の古層に迫っており、一枚一枚に神々の存在を感じさせる空気がある。
大判豪華本にしても耐えうる芸術性の高い写真の数々だが、著者のより多くの人に見てもらいたいという意向から、普通サイズのフォトエッセー集にまとめられたという。それでも写真の力は失われておらず、著者の「奈良の心」に対する解釈が鮮やかに伝わってくる。装丁も細心で、カバーを取ると、本体の表紙に予期せぬ工夫も。
東大寺長老・森本公誠師、唐招提寺執事・西山明彦師、元興寺住職・辻村泰善師、春日大社権宮司・岡本彰夫師など、奈良を代表する碩学のメッセージがたっぷり収録されているのも本書の大きな魅力だ。彼らがいかに生きるべきかを、極めて平易に語る能力には驚かされるが、一つ一つの言葉が心に届いてくる。
平城京1300年の年だけにより味わい深い。
ランダムハウス講談社、2000円

「奈良新聞」(2010年5月13日木曜日):世界平和へ 奈良の心を
「奈良新聞」(2010年5月13日木曜日)
世界平和へ 奈良の心を
写真家の伊藤みろさん フォトエッセー出版
米国ニューヨークで同時多発テロを間近に体験、宗教対立の問題に答えを求め、奈良で取材と撮影をしてきた写真家、伊藤みろさん=東京都世田谷区=が、県内の伝統文化を通し現代社会へのメッセージをつづったフォトエッセー「心のすみか奈良」を出版した。
伊藤さんはテロ発生後、インターネットで橋本聖圓・東大寺別当(現長老)の「世界は平等と連帯、寛容と忍耐を必要としている」との言葉に出会い、6年前に帰国、奈良で撮影を始めた。
フォトエッセーでは宗教や現代社会への思いを「橋本聖圓師への手紙」としてまとめたほか、森本公誠東大寺長老、岡本彰夫春日大社権宮司ら4人の宗教家のエッセーも掲載。東大寺二月堂の修二会や唐招提寺のうちわまきなどの写真を収録している。
伊藤さんは「奈良の精神文化は世界に通用する財産。ライフワークとして追いかけていきたい。この本から生きる力を見出してもらえれば」と話している。
ランダムハウス講談社。A5判、143ページ、2000円。
「アサヒカメラ」(2010年4月号) :『心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い』
「アサヒカメラ」(2010年2月号) : グラビア紹介「元興寺」(『心のすみか奈良』より)
「夕刊 読売新聞」(2010年3月23日火曜日):命と祈りの故郷「奈良」本に
「夕刊 読売新聞」(2010年3月23日火曜日)〈夕刊文化〉
命と祈りの故郷「奈良」本に
欧米を中心に活動してきた写真家・著述家の伊藤みろさんが、6年にわたって奈良の社寺や行事を取材、撮影した成果を、フォトエッセー「心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い」(ランダムハウス講談社、税別1900円)=写真=にまとめ、出版した。
舞踏の一場面を撮った写真が2006年にベネチアビエンナーレ・ダンス部門の公式イメージに選ばれるなど、国際的に活躍してきた伊藤さんは01年、当時暮らしていた米・ニューヨークで米同時テロに遭遇した。
その直後、たまたまネット上で、東大寺の橋本聖圓別当(現長老)が就任時に大仏の前で読み上げた「平等と連帯、寛容と忍耐」という言葉を見つけ、「宗教対立の様相を呈していた時だけに、宗教の違いを超えてすべてに通じる言葉に感銘した」という。
その豊かな精神文化を取材しようと、04年に帰国。奈良で社寺を訪れたり、法会に参加したりするうち、「生かし、生かされているという教えが残る奈良は、命と祈りの故郷と確信した」と話す。
人々の犯した罪を悔いて世界平和などを祈る東大寺二月堂の「お水取り」や、唐招提寺、元興寺の行事など約40点の写真を収録。東大寺の森本公誠長老や春日大社の岡本彰夫権宮司らのインタビューも掲載した。
第2弾の出版も企画中で、「奈良の精神文化は人類共通の遺産。ライフワークとして取り組みたい」。
(早川保夫)
「週刊東洋経済」(2004年11月27号):『萬歳楽 野村万之丞作品写真集』(評者:森山明子ー武蔵野美術大学教授)
「週刊東洋経済」(2004年11月27日号)〈今週のお薦め〉
『野村万之丞作品写真集 萬歳樂』
伊藤美露著▪️日本カメラ社/3990円 168ページ
大輪の花を咲かせて散った若き狂言師の肖像
評者ー武蔵野美術大学教授 森山明子
20世紀から21世紀への変わり目に、日本社会は、なぜかくも狂言師・野村万之丞を必要としたのだろうか。写真集『萬歳樂』をめくるたびにこんな感慨が湧いてくる。1998年長野パラリンピッックの閉会式演出を前哨戦として、2001年に「真伎楽」および「マスクロードプロジェクト」をスタートさせて以降、アテネ五輪の聖火歓迎楽劇に至る万之丞の活躍には目を瞠るものがある。
東大寺・正倉院に遺された伎楽面を手がかりに23面を復元して平安初期に途絶えた伎楽を復元する「真伎楽」公演には韓国、北朝鮮、米国へと広がり、「萬狂言」は欧米数都市で上演された。さらには「怪談狂言」「女狂言」「復元・阿国歌舞伎」といった新ジャンル開拓が本年6月10日の死の直前まで続けられたのである。
伊藤美露が万之丞を撮り始めたのは米国在住時の2002年の「真伎楽」ワシントン公演から。「大きくゆっくり遠くを見る」を家訓とする野村家の八世野村万蔵を襲名すべく咲いて散ったこの客人(マレビト)最晩年の躍動を、そのデジタル写真は見事なまでに写し取っている。
巻末の「野村万之丞を語る」には、中曽根康弘氏(日韓協力委員会会長)をはじめとして各界から66人が文章を寄せているが、いずれも万之丞芸術への期待と哀惜とがにじむ。その理由は万之丞自身の言葉に明らかだ。「21世紀はアジアの時代といわれる。真伎楽はアジアとは何かを伝え、文化交流だけではなく、文化共有の時代の到来を告げるのである」(『マスクロードー幻の伎楽再現の旅』)。
日本を発し、シルクロードを経由して西方へと伝搬する文化共有ことが、野村万之丞、伊藤美露、そしてこの写真集に関わったすべての人々の願いなのだと思う。
「毎日新聞」(2010年4月23日) :奈良テーマに初のフォトエッセー 東大寺長老らのインタビューも
奈良テーマに初のフォトエッセー 東大寺長老らのインタビューも
お水取りやうちわまき 写真家・伊藤みろさん出版
国内外で活躍する写真家、伊藤みろさん=東京都世田谷区=が、奈良をテーマに初めてのフォトエッセー「心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い」(武田ランダムハウスジャパン)を出版した。05年から取材を続けてきた伝統行事の写真や、僧らのインタビューなどを掲載している。
伊藤さんは慶応大を卒業後、ドイツ・エッセン大学で写真を学んだ。01年の米・同時多発テロ以来、「宗教の戦争」と言われることに疑問を抱いた。そのころ、東大寺の橋本聖圓別当(当時)が大仏の教えを「平等と連帯、寛容と忍耐」としたことに感銘を受け、奈良の寺社の取材を始めた。
今回の本では、東大寺の修二会(お水取り)や唐招提寺のうちわまきなどの写真60点と、東大寺の森本公誠長老や春日大社の岡本彰夫権宮司らのインタビューをまとめた。
伊藤さんは「人は一人ではなく、いろいろな関係の中で生かされていることを奈良で教えてもらった。多くの人にそのことを伝えたい」と話している。(花澤茂人)
キャプション:出版された「心のすいか奈良 いのちの根源ものなるとの出合い」
2000円(税込み)。A5判、144ページ。
※関連情報:《出版・教育活動》
海外展覧会評 (展覧会「光と希望のみち」チュニジア・ブラジルの有力新聞ほか)
■ 主な展覧会評 (海外) 「PRENSA NIKKEI(p.4)」2019 年 11 月 15 日
「Continua Exposicion Fotografica “Camio de Luz y Esperanza” en el CCPJ: de la artista y directora japonesa Miro Ito」 (リマ、ペルー)
「PRENSA NIKKEI (p.1-2)」2019 年 11 月7日「Miro Ito presenta Exhibicion Fotografica en CCPJ: “Camio de Luz y Esperanza”」 (リマ、ペルー)
「PERU SHIMPO (p.8)」2019 年 11 月 7 日
「Inauguratcion de la Exhibicion fotografica <> en el CCPJ: A cargo de la artista japonesa Miro Ito」 (リマ、ペルー)
「LA PRESSE Tunisie (p.7)」2019 年 9 月 27 日「Lʼintinraire des expsitions」 (チュニス、チュニジア)
「LE TEMPS (p.7)」2019 年 9 月 20 日「Une photographe japonaise en Mediterranee: Musee national Bardo」(チュニス、チュニジア)

チュニジア「Le Temps」紙での紹介記事(2019.9.20)

「La Presse」紙(2019年9月18日発行、チュニジア)
「TORNOS NEWS」2019 年 1 月 22 日
「”Voyage of Hellenism to Japan” show at Byzantine Museum in Athens」(ギリシャ)
「EL UNIVERSAL」2018 年 11 月 9 日「Muestra presenta la diversidad y tradicion de Japon」(メキシコシティ、メキシコ)
「METRO (p.10)」2018 年7月5日「Cultura japonesa e pop」(リオデジャネイロ、 ブラジル)
「RIOSHOW (p.3)」2018 年7月4日「Registros da Terra do Sol Nascente: Evento Mes do Japao」(リオデジャネイロ、ブラジル)

盧舎那大仏を「日本の復興の象徴」として紹介する ブラジル「RioShow」紙 (2018.7.4)

ブラジル「Metro」紙での「日本月間」紹介記事(2018.7.5)
「SAO PAULO SHIMPO (p.10)」2018 年7月3日
「Rio de Janeiro abre o “Mes do Japao” em celebracao aos 110 anos da Immigracao」(リオデジャネイロ、ブラジル)
「PERIÓDICO UNNIMEDIOS」2018 年 11 月 9 日
「Exposicion en el Museo National de la Culturas del Mundo muestra la evolucion de la cultura japonesa」(メキシコ)
「Chicago Shimpo」 2017年11月24日「Photo exhibition Road of Light and Hope: Find Eurasian Relics through National Treasures of Todai-ji Temple(シカゴ、アメリカ)
「 photograhe Miro Ito」(ストラスブール、フランス)
「DNA (p.19)」2016 年 11 月 25 日「Le Lumiere et Lʼespoir: A traver le regard de la photograhe Miro Ito」(ストラスブール、フランス)
メディアでの紹介 (日本文化に関する写真作品・寄稿・インタビュー・書評)
主な作品紹介 (媒体名)
「アサヒカメラ」2012年1月号グラビア10頁「能」
写真集 “A Dance” (by Alexander Barabanov, Jonathan Cape, London, 2011)
「アサヒカメラ」2010年1月号グラビア7頁「元興寺」
「アサヒカメラ」2008年10月号グラビア8頁「東大寺 修二会」
「コマーシャルフォト」2007年12月号2頁 (フィルム特集で作品を掲載、NY公立舞台芸術図書館での個展「Men at Dance」を紹介)
「日本カメラ」2006年12月号グラビア5頁「水銀 室伏鴻」
「唐招提寺展 図録 」(発刊:TBS、2005年)
「コマーシャルフォトシリーズ:デジタル人物撮影」2004年3月発刊5頁 (個展「Monochrome Digital Bodyscapes」の撮影・制作現場を取材・紹介)
「日本カメラ」2004年12月号グラビア6頁「萬歳楽 野村万之丞」
国内展覧会評 (媒体名のみ)
「アサヒカメラ」「コマーシャルフォト」「月刊カメラマン」「写真工業」「シュプール」「エスクァイア別冊・Luca」「毎日新聞」「デザインの現場」「プリンツ」ほか
メディアへの寄稿
「毎日新聞」2010年8月4日夕刊:「生を支える いのちの根源の光」写真・文=伊藤みろ
ほか

毎日新聞 2010年8月4日夕刊に寄稿
「アサヒカメラ」伊藤みろ連載「極意で学ぶ写真ごころ」(2007年10月から2009年12月まで2年2ヶ月間(後にフィルムアート社より書籍発刊)

Cover Photo: Miro Ito / Model: Angela Briganti

※関連情報:《伊藤みろ 略歴》
※発表実績一覧をダウンロード(ファイル名をクリック)
伊藤みろプロフィール:MiroIto_jpn_profile_2024Mar15_compressed
展覧会:MiroIto_Exhibitions_2023Sept1
映像上映:MiroIto_Screenings_2024Aug7
講演会・シンポジウム:MiroIto_SpeakingEngagements_2024Aug7_compressed
著作・論文・年鑑・デジタルメディア:MiroIto_Books&Directories_2023Sept1
特集・ポートフォリオ&作品掲載・作家紹介 :MiroIto_Publications_2023Sept1
更新:2024年8月

















