メディアアートリーグの主な国際文化芸術プロジェクト「隠し身のしるし」「光と希望のみち」は、人類遺産としての日本ならびにシルクロードの文化の共有と継承をテーマに、以下のような個別プロジェクトを包括しながら、進行中です。
- 写真作品や映像作品の企画制作および展覧会開催
- 各国省庁や在外公館、大学や文化機関とのコラボレーションによるレクチャー活動やイベントの開催
- 日本文化をシルクロードをはじめとする世界との交流・つながりで紹介する総合プロデュース活動
- 書籍発刊やメディアでの発表
- デジタルアーカイブスの構築
🔶世界発信型 クロスメディア・プロジェクトI 「隠し身のしるし (進行中)
「隠し身のしるし (Signs of the Intangible)」は、写真、メディア芸術やショートムービー、書籍にまたがる、総合的なクロスメディアプロジェクトです。当プロジェクトは、2002年から撮影を開始した映像アーカイブ (写真・動画)構築や独自取材、専門文献や資料に基づき、日本に1400年以上の間、培われてきた祈りと瞑想、奉納のかたちとして、ユーラシア源流の、日本の宗教行事や芸能に託された心体の系譜を紹介するものです。

展覧会「隠し身のしるし」ポスター(於:日系文化会館、トロント)
🔸展覧会 世界巡回展「隠し身のしるし (Signs of the Intangible) 」
企画・制作:メディアアートリーグ
- 【趣旨】身体と心の一体化を目指す「心身一如」の景観は、宇宙の根源なるエネルギーとの調和を目指して、無我の境地へと向かいながら、解脱の道として、追求されてきました。また祈りのかたちや奉納・祭りに代表される見えざる世界との「和楽(交歓)」が、芸能として発展してきました。これらの系譜を「隠し身のしるし」という観点から探り、伎楽面や舞楽などのシルクロー ドを経て伝来し、日本にのみ遺されている大陸の芸能をはじめ、修二会などの仏教法会、能楽から武道に至るまで、悟りへの「道」として心体文化を辿ります。
- -「隠し身のしるし (Signs of the Intangible) 」(2018.11.1-28) ー在シカゴ日本国総領事館開設120周年記念、日本広報文化センター (共催:メディアアートリーグ、日本カメラ財団、在シカゴ日本国総領事館、助成:東京倶楽部、後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館ほか)、シカゴ
- -「隠し身のしるし (Signs of the Intangible) 」(2018.5.25-6.27) ー日加修好90周年記念、日系文化会館 (共催:メディアアートリーグ、日本カメラ財団、日系文化会館、助成:東京倶楽部、後援:在トロント日本国総領事館、日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館ほか)、トロント
🔸講演・講義
- -「Signs of the Intangible – the quest for mind-body scapes in Japanese dedicatory tradition」ノースウェスタン大学(アジア言語・文化学部)主催の講義(Sponsored by North Western University /Department of Asian Cultures and Languages)(展覧会「隠し身のしるし」にちなむ/シカゴ、2018.11.16)
- -「Artist Talk」日系文化会館での講演&ショートムービー上映(展覧会「隠し身のしるし」にちなむ/トロント、2018.6.21)

「Signs of the Intangible」シカゴ・ノースウェスタン大学(アジア言語・文化学部)での講義ポスター
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※展示作品は《伊藤みろ ポートフォリオ》をご覧ください。
🔶 世界発信型 クロスメディア・プロジェクト II
🔶「光と希望のみち」(進行中)
「光と希望のみち」は、日本に盧舍那仏が伝来した道を、奈良からパキスタンやアフガニスタン、中央アジアを経てギリシア、そしてローマまで辿り、そこにみられる民族や宗教、哲学や芸術、民俗が行き交った、知られざる交流の歴史に捧げるプロジェクトです。2005年から撮影を開始した日本の国宝・重要文化財・世界遺産に加え、2016年から撮影を進めているシルクロード諸国の宝物や遺跡を中心とした映像アーカイブ (写真・動画) の蓄積を元に、独自取材、専門文献や資料に基づき、写真作品、メディア芸術やショートムービー、講義や書籍にまたがるクロスメディアプロジェクトとして推進中です。
🔶 展覧会 「光と希望のみち (Road of Light and Hope)」
企画・制作:メディアアートリーグ
【趣旨】東西文化の源流を紡ぐ「叡智のみち」
同プロジェクトでは、「叡智の道」であり「精神のシルクロード」としての「光と希望のみち」というコンセプトを提唱しています。アジアの共通の遺産としての盧舎那仏をはじめ、アジアの連帯のシンボルであり、幻の芸能である伎楽、アジアの王朝芸能の伝統を今日まで伝える舞楽などの仮面芸能、ならびにヘレニズム文化の影響を色濃く受け、天平期に花開いた世界的な彫刻文化の紹介を試みます。
「光と希望のみち」すなわち「シルクロードの叡智のみち」を経て伝えられた、「人類遺産」としての叡智と美を示していくことで、中国や韓国、西アジアや中東から、果てはギリシア・ローマまで、歴史と未来との結び目を、豊かに編んでいくことを願っています。
🔸 世界巡回展覧会 10カ国11都市を巡回中
2016年NY国連本部で始まり、ウズベキスタン芸術アカデミー、ストラスブールの欧州評議会や欧州の広場で展示された世界巡回展「光と希望のみち」は、1300年の平城京の伝統から、聖武天皇が夢みたようなアジアの連帯とユーラシア大陸の平和な未来への願いを、「私たちは皆一つである」という普遍的なメッセージとして発信するプロジェクトです。
2017年には、国際交流基金トロント日本文化センターで3ヶ月間開催された後、在シカゴ日本総領事館日本広報文化センターで開催されました。

国際交流基金トロント日本文化センター「光と希望のみち:東大寺の国宝写真展」
2018年には、ブラジル日本移民110周年を記念事業として、リオデジャネイロ「日本月間(7月4日〜29日)」にて展覧会「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」をリオデジャネイロ郵便局文化センターにて開催し、6万2000人の来場者に訪問いただきました。11月には、メキシコ国立多文化博物館にて、日墨外交関係130周年事業として開催されました。
2019年1〜2月には、日希修好通商航海条約締結120周年記念キックオフ行事として、在ギリシャ日本大使館との共催にて、ビザンチン・キリスト教博物館にて「光と希望のみち」を開催。さらに同展は、在チュニジア日本大使館開館50周年記念事業事業として、チュニスの国立バルドー美術館で9〜10月に開かれました。
2019年10〜11月には、初の日本への里帰り展として、国土交通省および奈良県主催にて平城宮跡歴史公園・平城宮いざない館にて開催。さらに日系移民120周年記念事業として、在ペルー日本大使館との共催で、日系人協会文化ギャラリーで2019年11月に開かれました。世界巡回展「光と希望のみち」の10ヵ国12箇所目の巡回先は、ペルーの首都リマとなり、それぞれの国や都市で、TVやラジオ、新聞、雑誌、インターネット等、現地の多くのマスメディアで紹介されています。
🔸講演・講義・ショートムービー上映
- −「日本の二人の聖人 聖徳太子と聖武天皇〜時を超える普遍のこころ」(奈良県大菊人形展記念講演、主催:文化庁・日本芸術文化振興会・奈良県、2021.10.30)
- −「いまに生きる奈良〜シルクロード東の終着点〜1400年の精神文化の回廊」(映像作品上映、主催:文化庁・奈良県、2021.2.4)

奈良シルクロードシンポジウム2019」平城宮跡記念公園・平城宮いざない館(パネリストとして参加&ショートムービー上映)
- -「ウスズベキスタンの仏像研究:オクサス派の提唱」山口育英奨学会 (学術研究発表、長岡、2019.10.31)
- -「奈良シルクロードシンポジウム2019」平城宮跡記念公園・平城宮いざない館(パネリストとして参加&ショートムービー上映、奈良、2019.10.19)
- -「正倉院展を前に:ヘレニズム文化と奈良」奈良まほろば館での講演&ショートムービー上映(東京、2019.10.13)
- -チュニジア国立バルドー美術館(在チュニジア日本大使館開設50周年記念事業キックオフ行事・展覧会「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」・記念式典でのスピーチ&ショートムービー上映 (2019.9.28 )
- -ビザンチン・キリスト教博物館(日希修好通商条約締結120周年記念事業のキックオフ行事・展覧会「光と希望のみち:ヘレニズム文化の日本への旅」記念式典でのスピーチ(アテネ、2018.1.16)
- -「Artist Talk」ビザンチン・キリスト教博物館での講演&ショートムービー上映(アテネ、2018.1.29)
- -メキシコ国立世界文化博物館 (日墨外交関係樹立130周年記念事業キックオフ行事、展覧会「光と希望のみち」記念式典でのスピーチ (メキシコシティ、2017.11.8)
- -「Artist Talk」メキシコ国立世界文化博物館での講演&ショートムービー上映(メキシコ シティ、2017.11.9)

メキシコ国立世界文化博物館での講演&ショートムービー上映
- -「光と希望のみち:ユーラシア叡智の道 (Caminho de Luz e Esperanca: A trilha eurasians da sabedoria)」リオデジャネイロ州立大学日本語学部での特別講義&ショートムービー上映(2017.7)
- -「光と希望のみち (Caminho de Luz e Esperanca)」リオデジャネイロ「日本月間」記念式典・展覧会オープニングでのスピーチ&ショートムービー上映(2017.7)
- -「Art as a Medium for Universality」シカゴ大学芸術・建築史学部主催「Visual and Material Perspectives of East Asia」ワークショップでの特別講義&ショートムービー上映(University of Chicago、シカゴ、2017.11.2)
- -「Artist Talk」在シカゴ日本国総領事館広報文化センターでの講演&ショートムービー上映(展覧会「光と希望のみち」にちなむ/シカゴ、11.1)
- -「Art as a Medium for Universality」デポール大学芸術・建築史学部での特別講義(DePaul University、シカゴ、2017.10.3)
- -「Artist Talk」国際交流基金トロント日本文化センターでの講演&ショートムービー上映(トロント、2017.5.26)
(更新:2023年1月)
※上記の国際文化芸術活動を通して、中長期的に、日本と世界をつなぐ財団&NPOの立ち上げを企図しています。詳細は《USA NPO活動》をご参照ください。
🔶 展覧会 2019 開催実績
世界巡回展覧会「光と希望のみち」
「光と希望のみち:ヘレニズム文化の日本への旅」(2019.1.16~ 2.10)、ビザンチン・キリスト教博物館 (日希修好通商条約締結120周年記念事業のキックオフ イベント(共催: 在ギリシャ日本大使館、ビザンチン・キリスト教博物館、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)

日希修好通商航海条約締結120周年記念キックオフ事業、ビザンチン・キリスト教博物館「光と希望のみち」
「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」(2019.9.21〜10.5)ー在チュニジア日本大使館開館50周年記念事業事業、チュニジア国立バルドー美術館(共催: 在チュニジア日本大使館、チュニジア文化省、国立バルドー美術館、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:国立バルドー美術館、アテネ国立考古学博物館、東大寺、春日大社、奈良国立博物館)

在チュニジア日本大使館開設50周年記念事業、チュニジアア国立バルド美術館「光と希望のみち」
「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」(2019.10.19-11.4)平城宮跡歴史公園・平城宮いざない館(共催:国土交通省、奈良県、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:チュニジア国立バルドー美術館、アテネ国立考古学博物館、東大寺、春日大社、奈良国立博物館)
「光と希望のみち:東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道」(2019.11.5-27)ーペルー日系移民120周年記念事業、ペルー日系人協会ギャラリー、リマ(共催: 在ペルー日本大使館、ペルー日系人協会、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)
🔶 展覧会 2018 開催実績
世界巡回展覧会「光と希望のみち」
「光と希望のみち: 東西・南北をつなぐユーラシア叡智の道 日本の 国宝・重要文化財の写真展」(2018.7.4~29)、リオデジャネイロ郵便局文化センター(ブラジル日系移民110周年記念事業として「日本月間」にて開催 (共催: 在リオデジャネイロ日本総領事館、国際交流基金、リオデジャネイロ日系人協会、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)

ブラジル日系移民110周年記念・リオデジャネイロ「日本月間 Mês do Japão 2018」パンフレット
「光と希望のみち: 奈良・東大寺の国宝写真展」」(2018.11.8-12.3) ー日墨外交関係樹立130周年記念事業、メキシコ国立世界文化博物館(共催: 在メキシコ日本大使館、国際交流基金メキシコ、メキシコ文化省、メキシコ国立世界文化博物館、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)
世界巡回展覧会「隠し身のしるし」
「隠し身のしるし (Signs of the Intangible) 」(2018.5.25-6.27) ー日加修好90周年記念、日系文化会館 (共催:メディアアートリーグ、日本カメラ財団、日系文化会館、助成:東京倶楽部、後援:在トロント日本国総領事館、日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館ほか)、トロント
「隠し身のしるし (Signs of the Intangible) 」(2018.11.1-28) ー在シカゴ日本国総領事館開設120周年記念、日本広報文化センター (共催:メディアアートリーグ、日本カメラ財団、在シカゴ日本国総領事館、助成:東京倶楽部、後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー、撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館ほか)、シカゴ

日加修好90周年記念「隠し身のしるし」(東大寺の天平彫刻と伎楽面、春日大社の舞楽面・能楽師の写真展):トロント
🔶展覧会 2017 開催実績
世界巡回展覧会「光と希望のみち」
「光と希望のみち:奈良・東大寺の国宝写真展」」(2017.3.15-6.28) 国際交流基金トロント日本文化センター(共催:国際交流基金トロント、メディアアートリーグ、日本カメラ財団/撮影協力:東大寺、奈良国立博物館)
「光と希望のみち:奈良・東大寺の国宝写真展(在シカゴ総領事館創立120周年記念」」(2017.11.1-11.28) 在シカゴ日本総領事館(共催:在シカゴ日本総領事館、日本カメラ財団、メディアアートリーグ/撮影協力:東大寺、奈良国立博物館

「東大寺の国宝写真展」よりー蓮弁毛彫「蓮華蔵世界図」(左)、「不空羂索観音立像」(中)、国際交流基金トロント日本文化センター(写真右は作者: 伊藤みろ)
🔶展覧会 2016 開催実績
平城京遷都1300年記念 世界巡回展覧会「光と希望のみち」
「光と希望のみち:東大寺盧舍那仏と天平彫刻のコスモポリタニズム」(2016.5.16-27) ニューヨーク国連本部(共催:国連日本政府代表部、メディアアートリーグ、日本カメラ財団/撮影協力:東大寺)
「光と希望のみち:悠久のコスモポリタニズム」平山郁夫国際文化キャラバンサライ、ウズベキスタン・タシケント「(2016.10.15-25) (主催:ウズベキスタン芸術アカデミー、日本カメラ財団、後援:在ウズベキスタン日本大使館/撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)
「光と希望のみち(欧州評議会日本国オブザバー就任20周年記念)」ストラスブール欧州評議会 + 欧州の広場 (lieu d’Europe) (2016.11.9〜12.16) (共催:ストラスブール日本総領事館、メディアアートリーグ、日本カメラ財団/撮影協力:東大寺、春日大社、奈良国立博物館)

「光と希望のみち(欧州評議会日本国オブザバー就任20周年記念)」ストラスブール欧州評議会
🔶展覧会 2015
未来へ紡ぐ華厳の光
東大寺 国宝 日光菩薩立像・月光菩薩立像
伊藤みろ作品展示
【解説】 未来へ紡ぐ華厳の光 東大寺 国宝 日光菩薩立像・月光菩薩立像 伊藤みろ作品展示
未来へ紡ぐ華厳の光
東大寺 国宝 日光菩薩立像・月光菩薩立像
伊藤みろ作品展示
【解説】
天平文化は、盛唐からの影響を色濃く受け、7世紀後半から8世紀半ばにかけて、平城京を中心に花開きました。絶頂期を極めた玄宗皇帝時代の唐は、西は中央アジアに及ぶ、インドからシベリアの一部までの広大な地域を勢力圏として治めたことから、西域文化が豊かに融合した多彩な文化が培われました。こうした東西の交流・交易の遺産を今日に伝えるのが、東大寺や正倉院宝物の工芸品や、天平の彫刻群です。その最高峰として知られるのが、東大寺法華堂や戒壇院の尊像たちです。
天平彫刻の特徴は、隋代の影響を受けた飛鳥時代の童顔や子供のような体躯が、白鳳時代を経て、成熟した大人の理知的な姿に変化する、傑出した写実表現と生命感にまで高められた点にあります。この写実主義といのちの表現がどこから生まれたかというと、中国美術の基本をなす理念といえ、龍門奉先寺洞(現在の中国河南省、7世紀後半)を頂点とする、盛唐の仏像様式の影響が考えられます。
もとより仏像の起源は、アレキサンダー大王の東方遠征を契機に、紀元前1世紀頃にヘレニズム文化の影響を受けたガンダーラ地方で、インド文化を基盤にしながら、ギリシア的な風貌の人体像が造られ始めた時代に遡ります。ギリシア発祥の人体彫刻としての仏像は、石窟寺院や仏塔とともに、ガンダーラ(またはマトゥラー)から、中央アジア経由で東アジアへと伝播していきました。こうした流れを汲んだ東西文化の見事な融合から生まれた天平彫刻は、世界的にも、写実主義の先駆的な彫刻作品群である考えられるのではないでしょうか。
人間洞察と写実の調和
天平彫刻の目指した写実といのちの表現に適していたのが、奈良時代の仏像製作の主流となった乾漆(かんしつ)や塑土(そど)などの材料でした。インドで始まった塑土を用いる技法は、西域や中国で流行し、敦煌や麦積山(ばくせきざん)をはじめとする石窟寺院に見られるものです。
脱活乾漆像では、法華堂の本尊である不空羂索(ふくうけんさく)観音立像がその最高峰とされる一方、塑像の最高傑作は、法華堂本像背後の厨子内に安置されている秘仏・執金剛神(しつこんごうしん/しゅこうんごうしん)立像であり、同本尊の左右脇侍であった日光・月光菩薩立像です。さらに戒壇院四天王立像も、同じく塑像を代表する傑作です。
これら七体の塑像は「素材・技法・様式がほぼ完全に共通し、以前から当初一具であった可能性が論じられていた」(稲本)と指摘されています。実際に、2009年からの法華堂須弥壇(しゅみだん)修理に伴い、上記の七体は、法華堂本尊の守護神として下段周囲に安置されていたこと、また尊像構成の視点から、日光・月光菩薩はもともとは梵天・帝釈天であったことも、確実視されるようになりました。
もとより日光・月光菩薩の呼称は、江戸時代以前の文献には見られず、本尊・不空羂索観音像を塑像群七体が囲む「法華堂八角須弥壇」の群像の典拠は、『金光明最勝王経』に求められます。その「巻第七如意宝珠品」において「如意宝珠の神呪を説く観自在菩薩を先頭に、執金剛神と梵釈四天王の諸神が結集し、陀羅尼(だらに)の力でたちまちに一切の厄災が遠ざけられる」(梶本)に拠ると考えられています。
尊像としての日光・月光菩薩立像(梵天・帝釈天)の魅力を語るならば、達観したまなざしを筆頭に、思慮深さを湛えた高貴な顔立ちに加え、まるで生き写しであるかのような、微妙な表情の表現が傑出しています。こうした人間に対する深い洞察が写実の基盤となり、さらに七等身ほどの人体の自然なプロポーション、祈りの手を支える量感あふれる流麗な衣の力強さなど、すべてが崇高さと温和さの中で調和する表現の秀逸さは、粘土で作る塑像によって、可能となりました。
こうして、ギリシアを起源とする理想的写実性と生命の表現が天平の世に結実しましたが、それ以降の時代においては、彫刻材料としての塑土は、湿気の多い日本の気候に合わず、消えていきました。
人類史に遺る祈りの表現
現在、天平の国宝「塑造日光菩薩立像・月光菩薩立像」は、東大寺ミュージアムにて、木造千手観音立像(平安時代前期、重要文化財)の脇侍として安置され、神々しい光を放ち続けています。
祈りとは、より高い世界に向かい、こころを浄化して、崇高な願いや理想と一体化することだと思います。天平の世から現代、そして未来へと連なる1300年の時の流れにおいて、東大寺の日光菩薩・月光菩薩の両像は、すべてを見透かす透徹した眼差しで、祈りとともに、これからも人類を見つめ続けていくことでしょう。
「祈る人」としての人間的な所作に、この世ならぬ気高さと叡智の光が全身から醸し出され、日本の仏教彫刻における頂点をなすばかりか、祈りの表現として、普遍的かつ不朽の名作といえるのではないでしょうか。
(伊藤みろ、メディアアートリーグ代表)
主要参考文献:「奈良時代の東大寺-その造形によせて」(梶谷亮治)および「東大寺の塑像をめぐる諸問題」(稲本泰生・奈良国立博物館学芸部企画室長) /『奈良時代の東大寺』(2011年、東大寺発行)
開催期間:2015年10月7日〜9日
場所:第42回国際福祉機器展内 (東京ビックサイト)
日本ケアコミュニケーションズCSR活動展示
特別協力:東大寺
機材提供:キヤノンマーケティングジャパン、イイノメディアプロ
【解説 】未来へ継承したい 祈りの心 東大寺千手観音立像・四天王立像・厨子 聖徳みろ 作品展示
未来へ継承したい 祈りの心
東大寺千手観音立像・四天王立像・厨子
聖徳みろ 作品展示展示
【解説】
千手観音立像・四天王立像は、東大寺戒壇院千手堂に安置されている鎌倉時代の至宝です。近年では、火災(1998年)により損傷した千手堂の落慶の年(2002)、平城京遷都1300周年の2010年、および厨子の扉絵の復元が完成した2013年の3度公開されただけの、きわめて貴重な非公開の文化財です。
千手堂は、奈良時代に鑑真大和尚によって、日本で初めて仏教の授戒式が行われた戒壇院内に設けられています。戒壇院の資料によると、鎌倉時代後期、東大寺の大勧進の任じられた圓照(えんしょう)上人によって、創建されました。江戸初期に三好・松永の兵火によって焼失されたものの、30年後の慶長年間に再建されました。江戸時代の縁起には、後嵯峨院が圓照上人に下賜した二間(ふたま)観音のことが記され、千手観音のことだと推測されます。
桧(ひのき)材寄木造の十一面四十二臂(ひ)の千手観音は、金泥が全身に施された粉溜(ふんだみ)塗で、荘厳な力強さと美しさが際立った秀作です。宝相華(ほっそうげ)唐草模様の透かし彫りによる、舟型の光背(挙身光)を背負い、切金(きりかね)や緑青で彩色された蓮華座に立ち、装飾手法による金の異なる発色や、細工技法の精緻さから、尊像の神秘的な輝きが、立ち上るような重層感と同時に、空間に響き渡るかのような幽遠な深みを湛えています。
千手観音を守護する、極彩色の四天王像は、持国天と増長天が前方に配置され、後方には広目天と多聞天が配されており、一対ずつの表現にも違いが見られます。後方二天の力強さをやや抑えた表現に対して、前方二天は、躍動感が迸る描写となっています。こうした前後一対ずつの闊達とした四天王が小さく納められることで、龍や鳳凰が住まう海を背に、補陀落(ふだらく)浄土の上空に佇んで合掌する観音尊像の、衆生を漏らさず救済する慈悲と智恵の力が、比すべきものがないほど広大に描かれています。
これらの五軀は、黒漆塗の宝形(ほうぎょう)造の春日厨子に納められ、観音開きの正面扉には、南都絵師の筆により、二十八部衆と風神・雷神、両側面に密教の四大明王(左)、不動明王二童子と倶梨迦羅(くりから)竜王(右)が描かれています。
東大寺の資料によると、本尊と厨子は一具である可能性があり、四天王像も同じ制作年代と考えられ、長い間、南北朝時代の作とされていましたが、近年、鎌倉時代後期の制作であることが判明し、国の重要文化財に指定されています。
この写真作品が東大寺の特別のご厚意により、広く世界に公開でき、「未来へ継承したい祈りの心」を伝えるとともに、一人でも多くの皆様の心の癒しに役立つことを願う次第です。
聖徳みろ (伊藤みろの落款雅号)
参考文献:東大寺からの提供資料、「東大寺展」図録 (朝日新聞社、1980年)
開催期間:2014年10月1日〜3日
場所:第41回国際福祉機器展内 (東京ビックサイト)
出店主催:日本ケアコミュニケーションズCSR活動展示
協賛:NDソフトウェア
特別協力:東大寺
機材提供:キヤノンマーケティングジャパン、イイノメディアプロ
【テーマ:いのちと祈りの人類遺産 撮影:伊藤みろ】
🔶主な撮影実績
奈良の世界遺産の社寺の宝物
東大寺
【国宝】
銅造 盧舎那仏坐像 (大仏殿・奈良ー鎌倉ー江戸時代)
銅造 盧舎那仏蓮華座蓮弁毛彫 (蓮華像世界図・奈良時代)
乾漆 不空羂索観音立像 (法華堂・奈良時代)
塑像 執金剛神立像 (法華堂・奈良時代)
塑像 四天王立像 (戒壇院戒壇堂・奈良時代)
伝日光菩薩立像・伝月光菩薩立像 (東大寺ミュージアム・奈良時代)
二月堂礼堂 (江戸時代)
【重要文化財】
銅造 盧舎那仏坐像 (大仏殿・奈良ー鎌倉ー江戸時代)
銅造 盧舎那仏蓮華座蓮弁毛彫 (蓮華像世界図・奈良時代)
乾漆 不空羂索観音立像 (法華堂・奈良時代)
塑像 執金剛神立像 (法華堂・奈良時代)
塑像 四天王立像 (戒壇院戒壇堂・奈良時代)
伝日光菩薩立像・伝月光菩薩立像 (東大寺ミュージアム・奈良時代)
二月堂礼堂 (江戸時代)

東大寺の国宝・月光菩薩、重要文化財・伎楽面(崑侖・酔胡従)撮影:伊藤みろ
春日大社
【重要文化財】
舞楽面 (地久、散手、崑崙八仙、納曾利、貴徳鯉口、新鳥蘇/鎌倉・室町・江戸時代)
【その他の貴重な文化財】
舞楽面 (貴徳人面、還城楽、陵王、抜頭、二ノ舞、胡徳楽、蘇莫者/江戸時代)
舞楽装束 (蘭陵王、貴徳、打毬楽、狛桙、蛮絵装束、胡蝶、東遊/江戸時代)
伎楽面 (江戸時代)
春日宮曼荼羅 (江戸時代)
春日鹿曼荼羅 (江戸時代)
大安寺
【重要文化財】
木造 馬観音立像 (嗎堂・奈良時代)
木造 十一面観音立像 (本堂・奈良時代)
木造 聖面観音立像 (讃仰殿・奈良時代)
木造 不空羂索観音像 (讃仰殿・奈良時代)
木造 楊柳観音像 (讃仰殿・奈良時代)
木造 四天王立像 (讃仰殿・奈良時代)
室生寺
【国宝】
木造 釈迦如来立像 (寶物殿・平安時代前期 [9世紀])
木造 十一面観音立像 (寶物殿・平安時代前期 [9世紀])
木造 木造釈迦如来坐像 (寶物殿・奈良時代)木造釈迦如来立像 – 像高237.7センチ。金堂の本尊で、平安時代前期(9世紀)
🔶奈良の世界遺産の社寺の行事
東大寺 修正会、修二会、仏生会、聖武天皇御恩、御身ぬぐい、解除会、万灯供養会、然灯供養会 (重源上人750年御遠忌)、光明皇后1250年御遠忌
春日大社 奉納舞楽(1月・5月・11月)、薪御能 (咒師走りの儀、御社上りの儀)、万燈籠、春日若宮おん祭
興福寺 薪御能 (南大門の儀)、塔影能
元興寺 地蔵会万灯供養
唐招提寺 修正会、中興忌梵網会(うちわまき)
薬師寺 花会式(鬼追式)
法隆寺 修正会、大会式・小会式 (聖霊会)
大安寺 (竹供養)
西大寺 (光明真言土砂加持大法会 [撮影予定])
大安寺 (竹供養)
【そのほかの社寺の行事】
奈良豆比古神社 (翁舞・国重要無形文化財)
法華寺 (ひな会式)
新薬師寺 (修二会)
大神神社 (春の大神祭・若宮神幸祭)
新天河大辨財天社 (例大祭採燈護摩厳修)
🔶無形世界遺産・国指定無形重要文化財
能楽
金春流シテ方
観世流シテ方
和泉流狂言方
舞楽
南都楽所
四天王寺楽所
(順不同)
※作品の一部は《伊藤みろ ポートフォリオ》をご覧ください。
🔶主な寄贈実績 I (写真作品・映像作品・書籍)
⬜️ NY公立舞台芸術図書館 (NY公立図書館)
- 伊藤みろ個展「Men at Dance — from Noh to Butoh (能から舞踏へ)」全作品55点
⬜️ 東大寺ミュージアム
- 国宝 盧舎那仏坐像 掛け軸作品1点
- 国宝 盧舎那仏蓮華座蓮弁毛彫 掛け軸作品1点
- 国宝 戒壇院戒壇堂四天王立像 掛け軸作品12点
- 国宝 東大寺 法華堂 不空羂索観音立像 掛け軸作品3点
- 国宝 東大寺 法華堂内陣 作品1点
- 国宝 伝日光菩薩立像・伝月光菩薩立像 掛け軸作品6点
- 重要文化財 戒壇院千手堂千手観音立像・四天王立像(厨子入) 掛け軸作品6点
- 重要文化財 厨子入木造 千手観音立像・木造四天王立像 (戒壇院千手堂) 掛け軸作品6点
- 重要文化財 千手観音立像 (東大寺ミュージアム) 掛け軸作品1点
- 重要文化財 十一面観音立像 (四月堂) 掛け軸作品1点
- 重要文化財 聖観音立像 (東大寺ミュージアム) 掛け軸作品1点
- 重要文化財 伎楽面 掛け軸作品9点
- 重要文化財 舞楽面 掛け軸作品1点
- 映像作品「伎楽 仮面の道」(7分半)
- 映像作品「大仏さまは生きている 盧舎那仏の光の道」(7分)
⬜️ 春日大社宝物殿
- 舞楽面 掛け軸作品9点 (うち重要文化財6点)
- 映像作品 「仮面のいのち 春日大社の舞楽 若宮おん祭の舞楽」(11分)
⬜️ 日本カメラ財団
- 国宝 東大寺 盧舎那大仏坐像 掛け軸作品1点
- 国宝 東大寺 盧舎那大仏 蓮弁蓮華像世界図 作品1点
- 国宝 東大寺 法華堂 不空羂索観音立像 掛け軸作品3点
- 国宝 東大寺 法華堂内陣 作品1点
- 国宝 東大寺 戒壇院戒壇堂 四天王立像 掛け軸作品12点
- 国宝 東大寺 日光菩薩立像・月光菩薩立像 掛け軸作品6点
- 重要文化財 厨子入木造 千手観音立像・木造四天王立像 (戒壇院千手堂) 掛け軸作品6点
- 重要文化財 木造 千手観音立像 (東大寺ミュージアム) 掛け軸作品1点
- 重要文化財 木造 十一面観音立像 (四月堂) 掛け軸作品1点
- 重要文化財 木造 聖観音立像 (東大寺ミュージアム) 掛け軸作品1点
- 重要文化財 東大寺 伎楽面 掛け軸作品9点
- 重要文化財 東大寺 舞楽面 掛け軸作品1点
- 重要文化財 春日大社 舞楽面 掛け軸作品5点
- 野村万之丞作品写真展「日本楽」ならびに「真伎楽」全作品約70点
- 野村万之丞五世の肖像 (真伎楽面 崑崙とのポートレイト)
- 「Monochrome Digital Bodyscapes」全作品約30点
⬜️ 国際交流基金トロント日本文化センター
- 東大寺行事写真 30点
- 映像作品「伎楽 仮面の道」(7分半) 、「伎楽 仮面の道」(7分半) 、「春日大社の舞楽・春日若宮おん祭の舞楽」(11分)
- 書籍『心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い』
⬜️ NPO法人 ACT.JT
- 「仮面・楽劇・いのちー野村万之丞作品写真展」全作品約65点
⬜️ 島根文化財団
- 野村万之丞作品5点
⬜️ 奈良県立高校図書館
- 書籍『心のすみか奈良 いのちの根源なるものとの出合い』100冊
⬜️ 奈良大学
- 映像作品「盧舎那仏の光の道 (7分):教材用として
🔶主な寄贈実績 II (デジタルデータ:文化財の保存と研究目的)
奈良の世界遺産の社寺(該当社寺への宝物および宗教行事撮影データの寄贈)
⬜️ NY公立舞台芸術図書館
- 伊藤みろ個展「Men at Dance — from Noh to Butoh (能から舞踏へ)」全作品55点
(順不同)
※作品の一部は《伊藤みろ ポートフォリオ》をご覧ください。
更新:2020年9月
協力・後援・助成(日本文化紹介プロジェクト)
🔶撮影・取材協力
東大寺、春日大社、元興寺、唐招提寺、興福寺、薬師寺、大安寺、法華寺、新薬師寺、室生寺、大神神社、四天王寺、奈良豆比古神社、薪御能保存会、若宮おん祭保存会、奈良金春会、柳生会、萬狂言、ACT.JT、TMDネットワーク、世田谷山観音寺ほか
🔶撮影協力 (個人)
金春穂高 (能楽師 金春流シテ方)、武田志房・武田友志・武田文志 (能楽師 観世流シテ方)、故野村万之丞五世 (本名:耕介/能楽師 和泉流狂言方)、柳生新陰流21世宗家柳生延春 (故人)、22世宗家柳生耕一平厳信、室伏鴻 (舞踏家、故人) 、滑川五郎 (舞踏家、故人) 、Kik Seven、蹄ギガ、玉野黄市 (舞踏家) 、春双(現代舞踊・バレリーナ)ほか
🔶監修・編集協力
団体:東大寺、春日大社、元興寺、唐招提寺ほか
個人:森本公誠 (東大寺長老)、笠置侃一 (南都楽所楽頭・奈良大学名誉教授)、木村清孝 (東大名誉教授、鶴見大学元学長)ほか
🔶音楽提供
芝祐靖 (伎楽「行道乱声」「迦楼羅」「崑崙」) 、森永泰弘
🔶主催
国土交通省、奈良県、国際交流基金トロント日本文化センター、NY公立舞台芸術図書館、キヤノングループ、平城京遷都1300年記念事業協会、日本カメラ財団 (JCII)、TBS、日本ケアコミュニケーションズ、フランクフルト日本文化週間ほか
🔶共催
国連日本政府代表部、ウズベキスタン芸術アカデミー、在ストラスブール総領事館、国 際交流基金トロント日本文化センター、在シカゴ日本総領事館、在リオデジャネイロ総 領事館、国際交流基金サンパウロ事務所、在メキシコ日本大使館、メキシコ文化省、メ キシコ国立世界文化博物館、国際交流基金メキシコ事務所、在ギリシャ日本大使館、ギ リシャ国立ビザンチン・キリスト教美術館、在チュニジア日本大使館、チュニジア文化 省、チュニジア国立バルドー美術館、在ペルー日本大使館、ペルー日系人協会、日本カ メラ財団ほか
🔶後援
在トロント日本国総領事館、在ウズベキスタン日本国大使館、在ニューヨーク日本国総領事館、平城京遷都1300年記念事業協会ほか
🔶助成
東京倶楽部、山口育英奨学会、国際交流基金 (JFK Fund)
🔶機材提供
キヤノンマーケティングジャパン、イイノメディアプロ、日本カメラ博物館ほか
🔶技術協力
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 千原研究室 (2009−2010)ほか
🔶協賛
Canon USA、日本ケアコミュニケーションズ、NDソフトウェア、日本アグフアゲバルト、ドイツ東京三菱銀行 (現三菱UFJ東京銀行)、全日空ほか
(敬称略、順不同 更新;2020年9月)
※作品の一部は《伊藤みろ ポートフォリオ》をご覧ください。
更新:2018年9月