シカゴ「隠し身のしるし (Signs of the Intangible)」展にちなみ、アーティストトーク&映像上映&パフォーマンスイベント開催 ( 2018年11月13日)

Poster : “Signs of the Intangible”, JIC Hall / Consulate-General of Japan in Chicago

在シカゴ日本国総領事館広報文化センターにおいて、11月1日から28日まで「隠し身のしるし(Signs of the Intangible)」展が開催されます。

(共催:メディアアートリーグ、日本カメラ財団、助成:東京倶楽部、後援:日本ユネスコ協会連盟、奈良県ビジターズビューロー)

11月13日には、同総領事館JICホールにおいて、伊藤直樹総領事からご挨拶をいただき、アーティストトークイベントを行います(スピーカー:伊藤みろ、午後6時から)。

また伎楽をバレエとして復興させた「伎楽バレエ」(踊り手:春双)も、シカゴでは二度目の発表になりますが、トロント、リオ、そして11月8日のメキシコに続き、披露させていただく予定です(芸術監督:伊藤みろ)。ぜひお越しくださいませ。

同展は、日本の1400年の心体景観をテーマにした写真展です。もともと超自然的なものへの奉納として芸術が始まり、見えない自然の力(カミ)が仏教の受容とともに、形を得て仮面となり、仏像・神像となり、さらに身体芸術となりました。1400年の歳月とともに、高度に洗練され、磨かれ、深化さえもされて、能から前衛舞踏に至るまでの、日本独特の心体文化を形づくってきました。

そして仮面が見えないものと見えるものをつなぐ「境」であるならば、身体は、神仏集合の1200年の伝統において、悟りを目指す修行の「場」と考えられてきました。

こうした日本の奉納の身体芸能の独自の歴史については、ノースウェスタン大学の招待により、11月16日の同大学アジア言語・文化学部の特別レクチャーにおいて、さらに詳しくお話させていただく予定です。

※ 展覧会ならびにアーティストトークの詳細は、以下をご覧くださいませ。

Photo Exhibition: Signs of the Intangible

Duration:  Thur. 1st November – Wed. 28th November 2018

Opening Hours:  Mon. Tue. Thur. Fri. 9:15 AM – 5:00 PM

Wed. 9:15 AM – 6:00 PM (Weekend & Holidays: closed)

Venue:  JIC Hall, Consulate-General of Japan in Chicago

737 N. Michigan Ave. Suite 1000

Chicago, IL 60611

http://www.chicago.us.emb-japan.go.jp

[Artist Talk & Short Film Screening by Miro Ito]

Tuesday, 13th November 2018 @ 6:00 PM

Word of greeting from Consul-General Naoki Ito

Solo Gigaku ballet performance: Shunso

(Music by Sukeyasu Shiba /Artistic Direction: Miro Ito)

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