「建物にみる江戸・東京(Edo/Tokyo – Seen through its Edifices)」展・トークイベントを終了(2019年4月15日〜30日・在シカゴ日本総領事館広報文化センター)

2017年以来、半年に一度の割合で展覧会を共催させていただいている在シカゴ日本国総領事館広報文化センターにて、写真展「建物にみる江戸・東京(Edo/Tokyo – Seen through its Edifices)」を開催(4月15日〜30日まで。共催は在シカゴ日本国総領事館広報文化センター、日本カメラ財団、メディアアートリーグ)明治150年、東京オリンピックの狭間の本年、まさに平成最後の日を飾る記念碑的な展覧会となりました。

江戸から明治への移行期の東京をテーマに、これまで写真によって紹介される機会がほとんどなかった明治の草創期である1870年から1877年にかけて、日本との条約の交渉にあたっていたイタリア全権公使バルボラーニ伯爵 (Conte Raffaele Ulisse Barbolani [1818-1900]) が撮った写真を展示、紹介いたしました。

4月18日には、同広報文化センターにおいて、伊藤直樹総領事のご挨拶の後、恒例となった日本文化を独自の洞察をもとに紹介するレクチャーシリーズを、ノースウェスタン大学のトーマス・ガウバッツ准教授とともに開催。

伊藤みろは、長年の建築との関わりから、「日本建築のDNA」について30分の小レクチャーを担当。またトークイベントのフィナーレは、滝廉太郎の名曲「荒城の月」を、踊り手・春双による、バレエ演舞として発表。プロデュースはメディアアートリーグ、芸術監督は伊藤みろ、サウンドデザインはHagi が務めました。

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